産業春秋/横須賀の軍港

(2020/1/28 05:00)

突如、目の前に巨大な船体が現れた。横須賀港に停泊する海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」だ。近くステルス戦闘機F35B搭載が可能となるよう改修される予定だ。

先日、横須賀軍港クルーズ船に乗船した。出航するとすぐに進路左側の海上自衛隊地区にいずもが、そして右前方にある米海軍基地には、いずもが小さく見えるほどの巨艦が見えた。世界最大級の空母「ロナルド・レーガン」だ。

次の瞬間、クルーズ船ガイドのアナウンスに衝撃を覚えた。「レーガンが係留している12号バースには、第二次世界大戦当時、世界最大の空母だった『信濃』が係留されていました」。

信濃は旧日本海軍の戦艦「大和」型3番艦として横須賀で起工された。戦局の悪化で航空戦力を補う目的で空母に改修されたが、最終改装のため呉に回航中、紀伊半島沖で魚雷を受けて沈んだ。艦命わずか10日間の悲劇の空母の母港に、今は日米の2隻が並ぶ。

船が進むと2月初めに中東に派遣される護衛艦「たかなみ」の姿もあった。駅に戻る途中、たかなみ乗組員が金曜日に食べるであろうカレーを食べた。日本経済の生命線である中東とのシーレーンを守る重責を負う自衛隊員と留守を預かるその家族に思いを巡らせた。

(2020/1/28 05:00)

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