新型コロナ/神奈川県、重点医療機関3カ所設置 中等症患者受け入れ担う

(2020/4/2 05:00)

【横浜】神奈川県は1日、新型コロナウイルス感染症対策の医療体制「神奈川モデル」の「重点医療機関」3カ所の設置を発表した。設置したのは神奈川県立足柄上病院(神奈川県松田町)、同循環器呼吸器病センター(横浜市金沢区)、国立病院機構相模原病院(相模原市南区)の3カ所。

重点医療機関は帰国者、接触者外来を受診し、入院が必要と判断された中等症患者を受け入れる役割を担う。県は感染者数増加などに備え、複数の医療機関と調整を続け、順次拡大する方針。運用開始時期は感染者数などから判断するという。

黒岩祐治知事は「県としては最悪を想定している。(最悪の事態が)起こってからでは対応できない」と設置の意義を語った。

(2020/4/2 05:00)

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