機械設計７月号／設計者ＣＡＥの実践ポイントと製品トレンド

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日刊工業新聞社が１０日に発売する月刊誌「機械設計７月特別増大号」は、機械設計者向けのＣＡＥ（コンピューター利用解析）に焦点を当てた「設計者ＣＡＥの実践ポイントと製品トレンド」を特集する。

特集パート１では、設計者ＣＡＥを効果的に活用するための導入段階における考え方から、利用メリットを引き出すポイント、解析ノウハウ、スキルアップの仕方などを解説。パート２では、ＣＡＥベンダー各社が販売するソフトウエアの最新機能を解析事例などとともに紹介する。

従来、ＣＡＥは専門知識を有する解析専任者の仕事であったが、設計者ＣＡＥツールの登場により、概念設計の段階で設計者が自らＣＡＥを用いて、モデル作成→解析→評価のサイクルを回せるようになり、設計や開発にかかる工数や費用などの削減に寄与している。

一方、ツールや利用環境をそろえたり、設計者に操作のためのスキルを身に付けさせたり、解析手法やワークフローなどを整えたりするには課題も多く、活用に苦慮するケースも多く見られる。