新型コロナ／ｔａｎｔｏｒｅ、10年備蓄できるマスク 微細メッシュ構造

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  ｔａｎｔｏｒｅの１０年間備蓄可能なマスク（同社サイトから）

【名古屋】ｔａｎｔｏｒｅ（愛知県豊橋市、中河原毅社長、０５３２・３７・１１５７）は、包装袋からの未開封で１０年間備蓄可能なマスクを完成、発売した。目の細かいメッシュを採用、ウイルスなどの粒子を除去する静電気吸着処理が不要になり、１０年後に開封しても９９％のウイルスしぶきを除去する性能を保つ。価格は９９００―１万１０００円（消費税込み）。

同マスクは６層メッシュ構造で、網目の隙間が髪の毛の１０００分の１と細かい。洗濯１００回可能な耐久性もある。従来の静電気吸着処理を行うマスクは同処理の効果が有効な３年程度が消費期限だった。鼻と顎の密閉度を高めるパーツやファンデーションが頬に付きにくくするパーツを採用、使い心地を高めた。軽量化で耳への負担を軽減、長時間装着できる。

新型コロナウイルス感染症やノロウイルス、エボラ出血熱などマスクが必要な状況が相次ぐのを考慮し、長期保存できるマスクを開発することにした。