新型コロナ／松本金型、メガネ型フェースシールド 意匠性高め来月発売

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【広島】松本金型（広島県東広島市、松本文治社長、０８２・４３３・２８４８）は、口元部分に格子柄を印刷して意匠性を高めたメガネ型フェースシールドを作製した。シールドは飛沫（ひまつ）対策に必要な大きさに絞った。フレームとシールド３枚入りの消費税抜きの価格は８００円。１０月に発売予定。無地タイプも合わせてドラッグストア、ホームセンター、雑貨店、医療機関などに年間２０万箱の販売を目指す。

意匠性を高めた「デザインフェイスシールド＝写真」のシールドは、フレームにセットした状態で縦約１６センチ×幅約１５センチメートル。シールドの端にある穴をフレームの突起部にはめ込み、セットしやすくした。通常のメガネをした状態でも使える。色は青と緑の２色。素材はシールドがポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、フレームはポリカーボネート。無地タイプは医療機関などの利用を想定し、同７００円で９月中旬に発売する。

２―４日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「国際雑貨ＥＸＰＯ夏」に出展し販路を開拓する。

同社は自動車向け樹脂製品用の金型設計製造のほか、自社製金型で樹脂製の耳かき、爪削りも製造、販売している。