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(2020/11/12 05:00)
13日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料12月号」では「機能性粉体の最新加工技術」を特集する。
自動車、エレクトロニクス、化学、医薬品、化粧品など粉体技術は多くの産業分野の基盤技術として位置付けられている。中でも液体や気体のように流動・分散するといった粉体特有の機能を基礎として、さらに新たな機能を付与された機能性粉体への要求はますます高まり、その加工技術はさらなる発展が期待されている。
本特集では、まず総論として大阪大学の内藤牧男教授らが複合粒子を例に「機能性粉体の作製技術とその応用」について解説。続いて、微粒子シリカ、酸化チタンの基本特性、メカニズム、用途について解説するとともに、医薬品開発や高機能化粧品に関する粉体技術の動向や材料開発を取り上げた。
このほか、機能性粉体の加工を支える微粉砕技術、ビーズミルによる微粉砕技術、混合技術、混練技術、微粒子複合化による材料設計など主要粉体メーカー各社の最新加工技術を紹介した。
(2020/11/12 05:00)