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(2021/5/13 05:00)
14日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料」6月号では「進化するセラミックス複合材料の拡大する用途と展望」を特集する。
耐熱性に優れ、しかも軽量な材料といえばセラミックスがある。しかし、金属に比べると脆(もろ)く、適用分野が限られるという課題があった。その課題を克服するため、セラミックスに繊維や粒子などを組み合わせて複合化し、強度・靭(じん)性を向上させたのがセラミックス複合材料(CMC)である。
CMCは1400度C以上の高温に耐えられ、耐熱合金と比較して4分の1の軽量でありながら、クギが刺さるほどの破壊靭性値を備える。その特徴から自動車部品をはじめ、航空機・原子力用機器・宇宙機器用材料として、幅広い用途が見込まれている。
本特集は、CMC研究の第一人者である東京工科大学の香川豊教授が総説を執筆。研究開発の現状や特性評価などを第一線の研究者が解説するとともに、産業界における応用例も紹介する。
(2021/5/13 05:00)
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