産業春秋/3回目接種

(2022/2/8 05:00)

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を受けた。2回目接種から6カ月半の間隔を空けて打ったことになる。ワクチンの種類はモデルナ製。

接種後の体の変化は2回目をほぼなぞるものだった。数時間後に腕の痛みが始まり、ほぼ1日後から発熱症状が出た。ただ、2回目接種時ほどは長引かず、一晩寝たら治まった。あくまで個人の経験に過ぎないが、2回目よりは軽いなあと感じた。

地元自治体からワクチン接種券が送られてきた中には「予約は原則8カ月以降から」とあった。政府の前倒し方針が示され、改めて自治体の予約サイトを見ると、6カ月以降なら可能に修正されていた。ファイザー製は満杯だが、モデルナ製はほぼいつでも受けられるほど空いていた。

確かにモデルナ製で副反応が強い傾向はあるが、感染しても満足に受診もかなわないのが現状だ。接種を受ける利益が副反応リスクを上回るのに、予約が埋まらないことに驚いた。

岸田文雄首相はワクチン接種を1日100万回に引き上げる方針を示した。供給の遅れ、自治体の体制づくり、モデルナ製の風評など、接種が遅れる要因がたくさん潜んでいる。旗振り役の政府の発信力が問われている。

(2022/2/8 05:00)

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