日本産業技術大賞、川重など表彰 本社主催

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  内閣総理大臣賞を受賞した橋本川重社長（右）と田中文科副大臣

日刊工業新聞社は６日、東京・大手町の経団連会館で「第５１回日本産業技術大賞」の贈賞式を開き、最高位の内閣総理大臣賞に輝いた川崎重工業による液化水素運搬船「すいそ　ふろんてぃあ」をはじめとする４件を表彰した。（総合３に「喜びの声」）

文部科学大臣賞は日立製作所による「超高感度振動センサー（ＭＥＭＳ）を用いた漏水検知システムの開発」が受賞。審査委員会特別賞はトヨタ自動車とウーブン・プラネット・ホールディングス（東京都中央区）の高度運転支援システム「Toyota/Lexus Teammate Advanced Drive」、ホンダの「世界初のレベル３自動運転システムの実用化」が受賞した。

贈賞式で来賓の田中英之文部科学副大臣は「いずれもクリーンエネルギーやソサエティー５・０に必須の技術」と祝辞を贈った。受賞者の川重の橋本康彦社長が「エネルギーセキュリティーは日本の最大課題。水素社会の実現に貢献していく」とあいさつした。