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[ ロボット ]
(2015/12/9 05:00)
不二越は2016年前半に同社初のパラレルリンク型ロボットを発売する。水平多関節(スカラ)型に続き新規参入し、一挙にラインアップを広げる。参入する2タイプと既存の小型垂直多関節ロボットを組み合わせ、食品や電気電子など一般産業分野の開拓を加速させる。アームが通常より多い4本のパラルリンク型も用意し、高速・高精度を武器にユーザー拡大を図る。
可搬質量4キログラムの「FP04」では国内他社があまり手がけない4本アーム構造を採用する。剛性が高く、同社によると主流の3本アーム式に比べ50%近く高出力の仕様だという。オプションで同6キログラムまで能力増強できる。最高速度は毎秒10メートル。対象物を回転させられるのも特徴だ。
FP04のほか、可搬質量3キログラム、同6キログラム、同8キログラムのタイプもそろえる。
従来、同社のロボット事業は自動車産業向けの販売がほとんどだったが、13年に小型垂直多関...
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(2015/12/9 05:00)
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- 不二越が来年前半にパラレルリンク型ロボットを投入する。同型ロボットで後発組だが、高速・高精度といった特徴を訴求し、導入拡大を図る。