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[ 政治・経済 ]
(2016/2/12 05:00)
新日鉄住金労組など金属労協(JCM)傘下産別の基幹労連が12日に、2016年JC共闘の先陣を切って経営側に要求を提出する。17日には春闘相場に大きな影響を与えるトヨタ自動車の労組など自動車総連傘下労組が、18日までには日立製作所、パナソニックなど電機連合傘下労組が相次いで要求を提出。3月16日の集中回答日に向けた激しい賃金交渉がスタートする。(編集委員・八木沢徹)
■2年分8千円
自動車や電機、鉄鋼・造船など大手メーカー労組が集結する金属労協は、定期昇給(定昇)に加え、ベースアップ(ベア)「3000円以上」の統一要求を掲げている。自動車と電機はこの要求に合わせ、ベア3000円を要求。隔年要求の大手鉄鋼メーカー・造船重機会社労組が加盟する基幹労連のベアに当たる賃金改善分は、16年度と17年度との2年分を合わせて8000円水準。
厚生労働省が8日に発表した15年12月の毎月勤労統計調...
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(2016/2/12 05:00)
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