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[ 環境・エネルギー ]
(2016/3/7 05:00)
神戸製鋼所は小規模ながら発電効率が高い木質バイオマス発電システムを開発した。出力約300キロワットの直接燃焼方式で、発電効率を2000キロワット級に匹敵する約13%(発電端)に高めた。政府は2015年度に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の木質バイオマス買い取り価格に2000キロワット未満の区分を新設。間伐材の利用や地域振興につながる木質バイオマス発電の導入を後押ししている。
価格はボイラなど付帯設備や工事費を含め4億円程度。中小工場などで余剰蒸気を活用して発電するスクリュー式小型発電機「スチームスター」と、低温(110度―130度C)低圧蒸気で発電できる発電機「マイクロバイナリー」をボイラと連結する。これらを複数台つなげ、出力を上げることも可能だ。
直接燃焼方式による木質バイオマス発電が採算に乗るには、約5000キロワット以上の出力が必要と言われている。このため、大量...
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(2016/3/7 05:00)
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