[ その他 ]

【熊本地震】 企業動静 (4月15日 21:00更新)【FREE】

(2016/4/15 05:00)

【自動車】

 ◆15日夕まで停止

 2輪車などを生産するホンダの熊本製作所(熊本県大津町)は地震発生以来、15日夕方までの操業を停止している。夕方以降の稼働に関しては「設備の被害状況を調査して判断する」(担当者)とした。

 ◆16日の稼働停止決定

 トヨタ自動車は15日、子会社のトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が福岡県内の全3工場で夕方から稼働を停止することを明らかにした。工場の従業員や設備などに被害はないが、仕入れ先を含めた被害状況の確認をしているという。稼働を止めるのはトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)、苅田工場(同県苅田町)、小倉工場(北九州市小倉南区)。3工場は14日夜の地震発生後、状況確認のため稼働を一時停止。その後は15日午前、宮田工場以外の2工場で稼働を再開していた。16日は3工場の稼働を予定していたが、稼働停止を決めた。17日は定休日。

 ◆15日は通常操業

 ダイハツ九州(大分県中津市)は大分(中津)工場(大分県中津市)、久留米工場(福岡県久留米市)ともに15日は通常操業。地震発生直後は安全確認のため一時ラインを停止した。今後、九州内から調達する部品について熊本、宮崎両県区間の九州自動車道が一部通行止めのため情報収集中。

 ◆通常操業中

 2輪車や4輪車向けのドアミラーやキーセットなどを生産するホンダロック(宮崎市)は15日午前、通常操業している。熊本、宮崎両県を走る九州自動車道が一部通行止めのため、今後の部品調達、供給については情報収集中。

 ◆通常操業中

 2輪、4輪車向け金属、樹脂部品の塗装を手がける花菱塗装技研工業の新富工場(宮崎県新富町)は15日午前、通常操業。熊本、宮崎両県を走る九州自動車道が一部通行止めのため、今後の部品供給について納品先への情報収集を行っている。

 ◆設備に被害も

 2輪車用の焼結部品などを手がける九州ショーワ(熊本県宇城市)は情報収集中としながらも「設備に被害があった模様。対策を検討している」(担当者)。

 ◆被害なし

 ハンドルやマフラーなどを手がける合志技研工業(熊本県合志市)は人的・物的被害はなく、板金プレス工場は通常稼働。塗装工場は地震によりホコリが舞ったため、掃除をした上で午後からの稼働に向けて準備している。

 ◆大きな影響なし

 トランスミッションなどを作る九州武蔵精密(熊本県錦町)は県南に位置しており、設備も従業員も大きな影響がなく、平常稼働。

 ◆大きな被害なし

 シートやウインドスクリーンを製造する九州テイ・エス(熊本県菊池市)も人的・物的に大きな被害がなく、通常稼働している。

 ◆通常通り稼働

 NOKの熊本事業場(熊本県阿蘇市)はトランスミッションなどで、機構を密封するために使われるOリングを製造している。人的物的被害はなく通常通りに稼働。ただ、「物流インフラの影響などを調査中」とした。

 ◆熊本工場を停止

 ブリヂストンの熊本工場(熊本県玉名市)は、約400人いる全従業員の無事が確認できたが、操業を停止している。再稼働時期は「インフラの状態、従業員の出社状況などを調査しているため、まだ分からない」としている。

 ◆調達も問題なし

 乗用車用タイヤを生産する住友ゴム工業の宮崎工場(宮崎県都城市)は人的・物的被害はなく、通常通りに稼働。「材料調達も問題ないことを確認した」という。

 ◆稼働を停止

 アイシン精機はドアフレームなどの自動車部品や液晶・半導体製造装置を生産するアイシン九州(熊本市南区)の稼働を停止した。地震発生時は夜勤中だった。工場の倒壊などは発生していないという。帰宅可能な従業員は帰宅した。現在は設備の被害状況などを確認している。

【機械】

 ◆九州工場被害なし

 日本ピラー工業の九州工場(熊本県合志市)は人的被害や工場自体への被害はないが設備や建物の状況を調査しながら稼働している。

 ◆通常通り稼働

 タツミ精工(大阪市平野区)は、熊本工場(熊本県玉名市)への地震による影響はなく15日も通常通り稼働する。

 ◆15日は自宅待機

 研磨研削など高精度加工のクリスタル光学(大津市)の熊本工場(熊本県西原村)では「設備に被害はなかった。余震が続いており、従業員の安全や家庭の事情を考えて、15日は自宅待機による休業とした」。

 ◆通常操業

 平井精密工業(大阪市北区)は熊本事業所(熊本県荒尾市)に被害はなく、通常操業している。

 ◆営業所被害なし

 タカトリの九州営業所(熊本県合志市)は被害なし。現在は取引先の被害を調査中。

 ◆通常通り操業

 大阪電機工業(大阪府八尾市)の熊本工場(熊本県菊池市)は通常通り操業。従業員にも被害はなし。ただ配達業者が来ず、物流に影響が出そうだ。

 ◆被害はなし

 特殊バネの設計製造を手がけるスプリングの佐竹(大分県日田市)は15日午前、通常操業している。地震による被害はなし。九州自動車道は熊本、宮崎両県の一部で通行止めだが、大分自動車道は通行可能。取引先へは「地震による影響はない」(佐竹享社長)と説明している。

 ◆15日は休業

 堀場製作所のグループ会社で計測分析機器の堀場エステックの阿蘇工場(熊本県西原村)では「設備は地震発生時に操業中だったがダメージはなかった。ただ社員の家庭の被害や片付けなどを考えて、15日は休業とした」。

 ◆一部で精度調整

 生産設備メーカーの平田機工は熊本県内工場の建物、設備など生産に影響するような被害はなかった。加工機の一部で精度調整を行ったという。

 ◆操業を停止

 熊本城に近いメッキ加工のオジックテクノロジーズ(熊本市西区)は操業を止めている。大きな揺れで一部、計測器など設備が倒れた。メッキ液が工場フロアに飛散したが社外に流出しないよう排水処理を行った。金森秀一社長は「幸い社員と家族にけが人はない。現状の復旧は1日もあれば可能だが、余震が心配。今後顧客と連絡を取りながら対応する」としている。

 ◆地震の影響なし

 化学、半導体向けに高耐食性がある金属表面改質材を施した機器を開発、製造する八光産業(大分県中津市)は15日午前、通常操業。取引先へは「地震による影響はない」(同社)と説明している。

 ◆熊本工場被害なし

 淀川ヒューテック(大阪府吹田市) 熊本工場(熊本県大津町)は被害なし。出社できない社員が一部いるが通常どおり操業している。

 ◆建物被害なし

 日立造船の有明工場(熊本県長洲町)は建物に被害はなく、従業員も無事で通常稼働している。

 ◆工場の操業停止

 超精密部品加工メーカーのナカヤマ精密(大阪市淀川区)の熊本工場(熊本県西原村)は、床や壁にひびが入るなどの被害があり、操業を停止している。「余震が続いており心配だが、手作業による機械の調整や検査を行っている」(坂田和文熊本工場長)という。

 ◆フルパワーで稼働

 建築材などのアルミ製品メーカーの不二ライトメタル(熊本県長洲町)は「幸い被害はなかった。一部機械が停止したが、現在はフルパワーで稼働している」(山田晋常務)という。

 ◆大きな被害なし

 酉島製作所は熊本出張所(熊本市)に大きな被害はなく、駐在する従業員1人の無事も確認した。

 ◆生産への影響軽微

 ヤマハ発動機は、熊本県内にマリン事業の2子会社を持つ。うち船外機製造のヤマハ熊本プロダクツ(熊本県八代市)では、ボイラーやエアバルブなどの設備に破損が見つかった。このため、一部工程に影響が出ているが、生産全体への影響は軽微としている。一方、漁船や小型ボートを手がけるヤマハ天草製造(熊本県上天草市)は従業員、設備とも被害なく通常操業している。

【電機】

 ◆川尻工場を停止

 ルネサスエレクトロニクスは半導体の川尻工場(熊本市南区)の稼働を停止し、生産設備の状態を調査・点検中。再稼働の時期は未定。従業員の安全は確認。後工程(検査・組み立て)を担う錦工場(錦町)は影響なし。

 ◆稼働を停止

 ソニーは画像センサー工場(熊本県菊陽町)の稼働を停止し、生産設備の状態を調査・点検中。再稼働の時期は未定。従業員の安全は確認。

 ◆稼働停止で点検

 三菱電機は半導体工場(熊本県合志市)、液晶パネル工場(菊池市)ともに稼働を停止し、生産設備の状態を調査・点検中。再稼働の時期は未定。従業員の安全は確認。

 ◆配管が数カ所破損

 パナソニックプレシジョンデバイス 熊本事業所(熊本県和水町)の配管が数カ所破損し、操業を停止。15日中の一部操業再開を目指す。全従業員の無事を確認、自宅待機を指示している。

 ◆物的被害なし

 相補型金属酸化膜半導体(CMOS)イメージセンサーを生産しているソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(熊本県菊陽町)の熊本テクノロジーセンター(同)には人的、物的被害はなかった。9時50分時点でラインを停止して状況を確認中。

 ◆5月まで部品確保

 半導体関連製品メーカーのイサハヤ電子(長崎県諫早市)は人的、物的被害はなく通常操業。熊本県の震源地近くにある仕入れ先の部品メーカーが被災し操業できない。しかし5月までの部品は確保済み。今後の対応を検討している。

 ◆社員が自宅で軽傷

 ゼンリンは熊本事業所に勤務する従業員が落下物により自宅で軽症を負った。また同事業所内も備品などが落下、15日は社員が整理に追われた。同社は熊本県の熊本市、菊陽町、芦北町の1市2町と防災協定を結んでおり、各自治体は最新の住宅地図を備蓄している。地震直後には熊本市と連絡を取り、市内広域地図と区別地図合計6枚(A0サイズ)を復旧活動のため無償提供した。また被害が大きい益城町にも最新の住宅地図2冊を無償提供した。

 ◆15日は臨時休業

 医療、液晶、半導体関連の電子機器メーカーであるオオクマ電子(熊本市東区)は臨時休業した。「工場建物に小さなひびが入った。オフィスはパソコンが飛んだり棚が倒れたりした。社員と家族の安全のため15日は自宅待機。16日片付けにかかる。生産設備の稼働は週明け」(大隈恵治社長)と話している。

 ◆全生産ライン停止

 富士フイルムホールディングスで液晶ディスプレー部材を生産している富士フイルム九州(熊本県菊陽町)は14日夜からの余震を受け停止中。建屋、生産設備に大きな被害ない。再稼働に向け確認作業を進め、16日から順次立ち上げ予定。

 ◆地震の影響なし

 京セラは、電子部品からファインセラミック製品の製造を手がける鹿児島の3工場(川内工場・隼人工場・国分工場)で、人的・物的に影響なし。京セラドキュメントソリューションズの営業所(熊本市南区)は、4人全員無事。

 ◆影響なし

 日本電産は日本電産テクノモータの生産拠点(福岡県飯塚市)、日本電産リードの生産拠点(同筑後市)、日本電産シンポの営業拠点(福岡市博多区)で、それぞれ影響なし。

 ◆被害なしを確認

 ロームは、ローム・アポロの福岡の3工場(広川本社工場・筑後工場・行橋工場)と、ラピスセミコンダクタ宮崎(宮崎市)で、それぞれ被害がないことを確認。サプライチェーンを含め状況確認中。

 ◆工場稼働通常通り

 応用電機(京都府城陽市)の熊本事業部(熊本県菊池市)の工場は、通常通り稼働中。従業員の家族は一部避難した。同拠点は増設した工場を16年3月から操業したばかり。現場の従業員は160人。

 ◆通常通り稼働

 オムロンのグループ会社でマグネットリレー生産のオムロンリレーアンドデバイス(熊本県山鹿市)は「通常通り稼働しており、生産に影響はない」としている。

 ◆15日は休業

 半導体、液晶、自動車関連製品メーカーのプレシード(熊本県嘉島町)は15日は休業した。同社は今回の地震の被害が大きかった地域にある。松本修一社長は「残念ながら人的被害があった。昨夜、地震直後に、社員の1人がバイクで帰宅途中に転倒してけがをした。工場はひびが入った。設備の倒壊もあったりクレーンレールが曲がったりした。設計の心臓部であるCADシステムやサーバシステムは無事だった。15日午前中まで電気や水道などインフラがストップしていた。精密部品製造装置は再調整しているところ。工作機械は修理調整に時間がかかるかもしれない。企業活動は週明けに始める予定」と話す。

 ◆全員の無事確認

 SCREENホールディングスは、社員関係者と家族全員、協力会社社員の無事を確認。SCREENグループの製品およびユニットを受託製造するスクリーン熊本(熊本県益城町)は15日の操業を見合わせている。建物の倒壊などの被害はなく、電気、IT環境は復旧している。半導体製造装置のサービス・メンテナンスなどを手がけるSEBACS熊本サービスセンター(熊本市)は建物の被害はなく、営業を継続している。

 ◆問題なく稼働

 パソコン向け細線同軸コネクターや自動車電装部品の製造を手がける第一精工は、本社機能は京都市で、開発・製造は福岡の拠点が中心。福岡県内の3工場(小郡工場・大野城工場・大刀洗工場)は、全て問題なく稼働している。

 ◆人的被害なし

 TOAは熊本営業所(熊本市中央区)の所員全員と連絡が取れ、人的被害はなかった。電話、ファクス、通信ネットワークについても被害がなかった。

【素材】

 ◆設備を点検確認中

 大阪製鐵は西日本熊本工場(熊本県宇土市)での人的被害、建物への大きな被害がなかったと確認しているが、操業はせず15日朝から工場内の設備を点検確認中だ。慎重に作業しており、現時点で再開のめどははっきりしない。

 ◆大分で通常操業

 新日鉄住金大分製鉄所(大分市)は15日、通常操業している。

 ◆通常通り営業

 丸一鋼管の関連会社の九州丸一鋼管(熊本県長洲町)は、社員・生産設備のいずれも被害はなく、通常通り営業している。

 ◆物流拠点被害なし

 昭和電工は半導体製造などに用いる高純度ガスの物流拠点が熊本県城南町にあるが、従業員や設備に被害は出ていない。

 ◆大きな被害なし

 日本合成化学の熊本工場(熊本県宇土市)はメンテナンス期間で設備が停止中だったこともあり、工場設備に大きな被害はなかった。細かい被害状況について点検を進めている。人的被害はなし。

 ◆一部設備を停止

 液晶、電子材料などを生産するJNCの水俣製造所(熊本県水俣市)は従業員、生産設備とも現時点で大きな被害の報告はない。ただ余震が続いていることから、安全のために一部設備を停止している。どの製品、工程かは不明。運転再開に向け待機中。通常通り稼働している設備もある。

 ◆通常操業続ける

 三井金属子会社の三池製錬(福岡県大牟田市)は熔錬工場、化成品工場ともに被害はなく、通常の操業を続けている。

 ◆設備の被害なし

 JX金属と三井金属と共同出資する銅事業会社パンパシフィック・カッパー(PPC)の佐賀関製錬所(大分市)は14日夜に点検を終え、設備の被害などが確認されなかったため、通常の操業を続けている。

 ◆プラント被害なし

 DOWAホールディングス傘下の事業会社DOWAエコシステムの子会社で、家電リサイクルなどを手がけるアクトビーリサイクリング(熊本県水俣市)は従業員やプラントに被害はなく、通常の操業を続けている。

 ◆充填設備影響なし

 九州エア・ウォーター南九州支店(熊本県宇土市)は、現時点で社員、充填設備とも震災の影響はない。

 ◆各種プラント稼働

 大陽日酸が熊本県合志市など九州地区に持つ空気分離装置(ASU)といった各種プラントは稼働中。鉄鋼メーカーなど需要家の構内で稼働している設備については、順次確認中。建屋、生産設備に被害なし。人的被害もなし。

 ◆一部で休止

 信越石英の九州工場(熊本県大津町)は設備点検のため一部休止中。点検を終え次第、順次再開する予定。同工場は半導体向け石英ガラス治具の加工拠点。建屋、生産設備に被害なし。人的被害もなし。

【医薬・医療】

 ◆15日の営業停止

 テルモは熊本市中央区に営業オフィスがあり、従業員6人の安否確認が取れた。オフィスが入居する建物は地震の揺れが激しかったものの、大きな被害はなかった。ただ、15日は熊本地域での通常の営業活動は中止した。被害の状況を確認した上で、週明けから営業活動を再開するかを判断する。

 ◆社員の安否確認

 東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)は熊本支店(熊本市中央区)があり、従業員の安否は確認がとれた。病院など顧客先の状況確認を進めている。

 ◆供給への影響なし

 東邦ホールディングス(HD)は物流センターのTBC九州(熊本県荒尾市)で商品の落下があったものの、供給体制への影響はないという。ただ営業拠点では建物の破損や商品の落下が発生しており、近隣拠点からの支援や臨時便の手配などで緊急の出荷に備えている。従業員と家族は全員無事という。

 ◆一部で配送に

 メディパルHDは配送ルートへの影響について、震源に近い益城エリアの一部で配送が困難な状況にあるが、その他の地域では問題はないとしている。熊本県内の営業拠点ではガラス破損や壁の剥がれなどがあった。人的被害は出ていない。

【生活】

 ◆工場の稼働停止

 震源地の熊本県益城町に本社と工場がある再春館製薬所は15日、化粧品「ドモホルンリンクル」などを製造する工場の稼働を停止した。生産設備では、充填ラインや軽量計、ベルトコンベヤー、コンテナを積み立てる機材が倒壊。製品を保管している棚も倒れ、キャップが外れて内容物が漏れ出した製品もあるという。本社と工場は同じ敷地内にあり、社員約1100人の全員の無事を確認した。半分以上が出社したが、本社のコールセンターの社員を12時で帰社させる対応をとった。工場の復旧や稼働再開は検討中。本社建物の被害状況は、2階の窓ガラスが2枚破損したほか、敷地内のスプリンクラーも破損。道路のひび割れや水漏れは確認されていない。

 ◆工場を点検中

 サントリーホールディングスは九州熊本工場(熊本県嘉島町)でビールや清涼飲料を生産している。従業員の無事は確認済みだが、地震発生を受けて15日を臨時休業とし、設備の点検にあたっている。「今のところ、大きな被害は出ていないようだ」(同社)。九州熊本工場の生産品は酒類で「ザ・プレミアム・モルツ」、飲料で天然水やウーロン茶、缶コーヒー「BOSS」、炭酸飲料のペプシコーラなど。「在庫は十分にあり、商品供給に支障はない」(同)という。

 ◆八代工場通常通り

 ワイン最大手のメルシャンは、八代工場(熊本県八代市)で従業員全員と設備の無事を確認した。通常通り操業している。八代市の震度は5。地震発生時、ボイラの一部が一時停止したが現在は再開。営業所でも部屋のロッカーが倒れるなどしたが、負傷者は出ていないという。

 ◆福岡工場影響なし

 キリンビール福岡工場(福岡県朝倉市)は地震発生直後に安全装置の関係で装置の一部が緊急停止したが、現在は復旧し、操業に影響はないとしている。

 ◆博多工場影響なし

 アサヒビールの博多工場(福岡市博多区)は熊本から距離が遠いこともあり、設備への影響はでていない。従業員の無事も確認済みという。

 ◆道路状況に影響

 松木運輸(熊本県八代市)の松木喜一社長は「八代市も大きく揺れたが、人、建物、設備に被害はない。ただ道路状況の影響が出ている。明日出荷分の物流の心配をしている」という。

 ◆開設式を中止

 TOTOとYKK APは15日予定の「TYコラボレーションショールーム」(熊本市中央区)開設式を中止した。人的被害はなし。16日にグランドオープンを予定しているが、15日現在、開業するかどうか検討中。

 ◆設備被害なし

 シマノは釣り具を生産する子会社、シマノ熊本(熊本県山鹿市)の従業員の安否と設備被害がないことを確認し通常稼働した。

 ◆通常通り稼働

 クボタが農業機械販売会社の中九州クボタ(熊本県大津町)を通じて新設し、2月に操業を始めた熊本県菊陽町の玄米ペースト・麺工場は、大きな被害はなく通常通り稼働している。

 ◆九州ベス被害なし

 ベス工業(大阪府東大阪市)は、九州ベス(熊本県芦北町)で被害がなかった。プラスチック製品・雑貨の生産で操業に影響なし。物流の影響は調査中。

 ◆店舗前で食品販売

 イオンのイオンモール熊本(熊本県嘉島町)とイオンモール宇城(同宇城市)は内装、外装に被害があり、安全確認のため、15日は休業。店舗前で一部の食品や日用品を販売している。

 ◆被害なし

 ノーリツの熊本営業所(熊本市東区)の被害はなかった。

【コンビニ】

 ◆停電で6店舗休業

 ローソンは15日9時現在、停電で6店舗が休業。ベンダーと配送センターの被害はなし。店舗での商品落下はあったが、人的被害はなし。

 ◆停電で4店舗休業

 ファミリーマートは停電の影響で、10時時点で4店舗が閉鎖中。商品落下はあったが人的被害はなし。

 ◆断水も営業継続

 セブン&アイ・ホールディングスは停電、断水しているセブン-イレブン店舗は数店舗あるが、営業は継続している。

(2016/4/15 05:00)

おすすめコンテンツ

今日からモノ知りシリーズ 
トコトンやさしい建設機械の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい建設機械の本

演習!本気の製造業「管理会計と原価計算」
経営改善のための工業簿記練習帳

演習!本気の製造業「管理会計と原価計算」 経営改善のための工業簿記練習帳

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ フライス加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ フライス加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。このバナーを閉じるか閲覧を継続した場合、クッキーの使用に同意したこととさせていただきます。なお、クッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる