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【熊本・大分地震】交通インフラ被害甚大−九州新幹線、全線休止

(2016/4/18 05:00)

熊本県を中心に発生した地震は、新幹線や高速道路など交通インフラに大きな被害をもたらしている。17日現在、九州新幹線は熊本駅から熊本車両基地に向かう途中で回送列車が脱線した。新玉名駅―熊本駅間では防音壁の落下や固定ボルトの浮き上がりが、新八代駅ではホームの桁損傷が見つかるなど、多くの被害が出ている。

JR九州は九州新幹線の運転を全線で休止し、復旧の見通しは立っていない。高架構造物の目視点検の実施を始めているが、軌道や電力設備などは余震が続いているため点検できない状況だ。在来線では、三角線や唐津線などで全線運転を休止するなど、6事業者18路線で運転休止。豊肥線では回送列車の脱線事故が発生した。

高速道路は九州自動車道の植木IC―八代IC間(56キロメートル)、大分・東九州自動車道で日田IC―大分IC間(85キロメートル)など3区間、九州中央自動車道の嘉島JCT―小池高山IC間(2キロメートル)が通行止めとなっている。国道では、熊本県南阿蘇村を通過する国道57号で大規模土砂が崩落。国道325号で阿蘇大橋が落ちるなど被害が出ている。

また、熊本空港は民間航空機の定期便はすべて欠航。ただ、救援業務などで使用する航空機の運航のため、24日7時半まで24時間利用できる体制を整えた。大分空港も救援業務用に19日7時半まで24時間利用できる体制とした。このほか、熊本港ではボーディングブリッジの故障や岸壁背後の道路に損傷がみられるものの、応急復旧や迂回(うかい)ルートの確保により、フェリーターミナルの利用が可能になった。コンテナターミナルのガントリークレーンには不具合が生じており、詳細を点検中。

(2016/4/18 05:00)

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