[ 地域経済 ]
(2016/10/18 05:00)
日刊工業新聞社は26―28日の3日間、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で「モノづくりフェア2016」を開く。テーマは「新たな発想と技術で未来の市場を開拓」で302社・団体が出展する。生産や開発、設計を高度化する機器や技術が集まる中、注目の出展を紹介する。
【ライオンパワー/制御盤製造時間短縮とコスト減】
ライオンパワー(石川県小松市)は制御盤内の配線を人の手間をかけず加工する「全自動電線加工機HI―2000=写真」を紹介する。電線の測長、カット、端子圧着などの工程を1台で行う。CADデータから加工情報の転送が可能で、制御盤製造の時間やコスト低減につながる。(0761・44・5411)
【マシンソル/機械稼働集計・分析で生産改善】
マシンソル(東京都北区)は、工場の見える化を実現する「ms―Machine monitor=写真」を出品する。機械稼働状況を集計分析し、現場の生産改善に貢献する。新旧の機械関係なく接続が可能。事前の機械調査から接続工事、システム立ち上げまで一括して対応する。(03・3598・8841)
【永田製作所/熱処理後の切削加工仕上げ提案】
永田製作所(大阪府東大阪市)は、精密加工部品(写真)を出展する。タフトや真空焼き入れといった熱処理工程を経たピン、シャフト、ブッシュを紹介。熱処理後は円筒研磨という概念を覆した、切削加工による仕上げを提案する。モノづくりの町、東大阪の職人技を披露する。(06・6723・8111)
(2016/10/18 05:00)
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