深層断面／家電見本市「ＣＥＳ２０１７」−つながる技術、全面に

米ラスベガスで８日（日本時間９日）まで開催中の世界最大の家電見本市「ＣＥＳ２０１７」。従来の主役である家電から自動車、ロボット、産業機器までテーマが広がる中、各社の打ち出す戦略に共通するのは「コネクティビティー」（つながる技術）だ。ＩｏＴ（モノのインターネット）技術が普及し、今後は機器のネット接続が当然になる。重要性を増すのは、機器と人がつながるためのユーザーインターフェース（ＵＩ）だ。（米ラスベガス＝錦織承平、同＝杉本要）

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  自動車と電機産業が同居するＣＥＳ２０１７の展示会場

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  ソニーの有機エレクトロ・ルミネッセンス（ＥＬ）テレビ

≪家電・車、ＡＩ－ユーザーインターフェース重要性増す≫

【外観・動き、各社が工夫】

家電分野は今回、ネットに接続して買い物や調べ物などのサービスを提供するホームアシスタント機器やロボットがいくつも登場した。ＵＩは音声認識技術とユーザーの好みな...