沖縄で100年企業シンポ、地域社会との絆説く 本社など来月開催

１００年経営の会（北畑隆生会長＝元経済産業事務次官）と日刊工業新聞社は３月２１日１３時半から、那覇市のＡＮＡクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで１００年経営シンポジウム「社会と企業の絆」を開く。同会は全国の創業１００年以上といった長寿企業の優れた経営理念にスポットを当てようと経産省と連携して、２０１５年から各地で「１００年企業顕彰」を開催。今回のシンポジウムは第１回（中部地区）、昨年の第２回（九州・沖縄地区）の大賞受賞企業が一堂に会し、自社の変わらぬ経営理念とたゆまぬ革新について披露するほか、地域資源を生かし地元と密着する老舗企業の姿を浮き彫りにし、沖縄産業界各社が１００年経営を目指す機運を盛り上げる。

登壇するのは、あいや（愛知県西尾市）の杉田芳男社長、安川電機の津田純嗣会長、繊月酒造（熊本県人吉市）の堤正博会長。雇用を含む社会貢献などがテーマのパネル討論会には地元から崎山酒造廠（沖縄県金武町）の崎山淳子専務、おきぎん経済研究所（那覇市）の出村郁雄社長も加わる。定員１５０人、参加無料。問い合わせは同会（０３・５６４４・７６０８）へ。