ネジの緩み一目瞭然のキャップ、ユーロックテクノパーツが発売

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【神戸】ユーロックテクノパーツ（神戸市西区、竹中福康社長、０７８・９７８・６７６６）は、ネジの緩みが一目でわかるネジ用付属品「ラインキャップ」を７月１日発売する。

従来必要だったマーキング作業を省けるため、緩み対策の効率化に役立つ。装置や設備、橋、鉄塔など大型構造物への採用を働きかけ、まずは年１億円の売り上げを目指す。

ラインキャップは耐候性や強度の高い樹脂製で、寸法規格でＭ１６、Ｍ２０、Ｍ２２と呼ぶ、ボルト・ナット対応品を用意した。

ボルトやナットに装着するカバーとワッシャーで構成する。どちらにもラインがあり、ネジを締め上げればラインがそろい（写真左）、少しでも緩むとラインがずれる（同右）構造で、一目で緩みがわかる。締め上げ後に人手でラインを引く一般的なマーキング作業が不要で、効率化や費用削減につながる。

同社はナンバープレート盗難防止用ネジなど特殊ネジを主力に手がけるネジメーカー。