スマートファクトリーＪａｐａｎ ２０１７（上）

「スマートファクトリーＪａｐａｎ　２０１７」（日刊工業新聞社主催）が６月７―９日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される。出展する新しい技術やソリューションを一足先に紹介する。

（全３回）

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【ＮＴＴデータエンタープライズ／生産設備の稼働率向上支援】

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  出展するシステムのイメージ

ＮＴＴデータエンタープライズ・アプリケーション・サービス（東京都中央区、０３・５６１４・７９２０）は生産設備の稼働率向上を支援するシステムを出展する。独ボッシュのＩｏＴ（モノのインターネット）基盤で、製造機器などのセンサーから収集した情報を分析。その結果をデータとして可視化する。これにより工場内の設備全体の状況をリアルタイムで把握できる。

【ソディック／要素技術・工場自動化を提案】

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ソディックはＩｏＴ（モノのインターネット）を支える要素技術、工場の自動化提案を行う。要素技術は超精密セラミックスＸＹステージ（写真）、セラミックス精密測定器などだ。周辺装置を内蔵したオールインワン型の射出成形機「ＭＲ３０」を披露するほか、成形機とロボットを融合させた組み立てをビデオで紹介する。

【ＯＲｉＮ協議会／標準通信仕様ＯＲｉＮ出展】

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  標準通信仕様「ＯＲｉＮ」のイメージ

ＯＲｉＮ協議会は工場のＩｏＴ（モノのインターネット）化を実現する標準通信仕様「ＯＲｉＮ」を出展する。同協議会会員が、ＯＲｉＮ通信仕様を製品化したＰＣ統合用ミドルウェア「ＯＲｉＮ２　ＳＤＫ」をベースに、ＯＲｉＮ対応デバイスとの統一的なアクセス、さまざまな標準規格との連携、対応機器やシステム、また導入事例を展示する。

【オムロン／センサープラットフォーム紹介】

オムロンは製造現場の情報化に欠かせない様々なセンサーの多種多様なデータを自社他社を問わずマルチに一元収集・高速同期するセンサープラットフォームを展示する。また、新たなセンサーとして複数の物理量をマルチに計測できるマルチセンシングタイプの流量・圧力センサーも紹介する。

【ＪＬＧ／電動式高所作業車を展示】

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  展示する電動式高所作業車

ＪＬＧ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｓ　Ｊａｐａｎ（さいたま市北区、０４８・６６１・５６１１）は、マストブームやコンパクトクローラーブームなど電動式高所作業車を展示する。電動式で工場や倉庫内作業に最適。小型機体としたほか、高い乗り越えが可能なブームを搭載。狭い通路や障害物を越えての作業を効率化する。