東京おもちゃショー開幕、１５３社参加 ＶＲ技術前面に

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  メガハウスのＶＲ映像が楽しめるゴーグル型の玩具「ボッツニューＶＲ」の新作を展示した。人気アニメ「ドラゴンボールＺ」の世界観が楽しめる

国内最大の玩具見本市「東京おもちゃショー２０１７」（日本玩具協会主催）が１日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。国内外のメーカー１５３社が、約３万５０００点の玩具を展示。仮想現実（ＶＲ）などの映像が楽しめる新技術を使った玩具が目立った。４日まで開催する。一般向けの公開は３日と４日。期間中に１６万人の来場を見込む。

メガハウス（東京都台東区）は、スマホをセットしてＶＲ映像が楽しめるゴーグル型の玩具「ボッツニューＶＲ」の新作を展示した。頭の動きに合わせて視界が３６０度動いたり、スマホカメラが指に付けた付属パーツを認識して手の動きを映像に反映したりする。人気アニメ『ドラゴンボールＺ』の世界で敵を倒したりできるゲームをアプリを通じて提供する。タカラトミーアーツ（同葛飾区）もＶＲを使った「ＶＲシューティングスピリッツ」を披露した。３Ｄ加速度センサーを搭載し、本体の液晶画面を覗きながら本格的なシューティングゲームが楽しめる。

トミーテック（栃木県壬生町）の鉄道玩具「５５９４　車載カメラシステムセット（Ｅ２３３　３０００系）」は、列車の運転席にＷｉ―Ｆｉカメラを搭載した。スマートフォンやタブレット端末などに車窓から見える風景を写しだし運転手の気分が楽しめる。