[ 中小・ベンチャー ]

レーザマックス、名古屋工場を増強 新型レーザー加工機導入

(2017/6/21 05:00)

【岡山】レーザマックス(岡山市南区、近藤正一社長、086・244・1994)は、名古屋工場(愛知県春日井市)にダイレクト・ダイオード・レーザー(DDL)を用いたヤマザキマザック製の新型レーザー加工機(写真)を初めて導入した。金属切断加工時間の短縮や省エネにより、工場の生産性を約30%改善する。設置工事やレイアウト変更、動線最適化などを含め投資額は約1億1000万円。

同社は金属や樹脂の加工会社。自動車や食品機械向けを中心に受注量、取引先数、加工金属種類が増えており、多様化する顧客ニーズへの対応力を強化する。同工場のレーザー加工機は4台目。既存設備は炭酸ガスレーザー機2台とファイバーレーザー機1台。今後、他工場への高出力型レーザー加工機の導入も検討中だが、「ファイバーレーザー機とDDL機のどちらが良いのか、稼働状況を見てから決める」(小野雅夫専務)という。

同社は国内5カ所の生産拠点に14台のレーザー加工機を保有し、機種や地域性によって各工場で得意分野が異なる。非鉄金属加工はほぼ名古屋工場に集約している。新型DDL機導入で、鉄やステンレスの厚物加工まで同工場で担う方針だ。

同社の18年2月期売上高目標は前期比10%増の22億円を目指す。

→ MF-Tokyo2017特集

(2017/6/21 05:00)

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