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深層断面/ゲリラ豪雨を捕まえろ! 進化する気象観測・予測技術

(2017/7/17 05:00)

九州北部や東海地方などを、記録的な大雨が襲った。近年、国内では大雨による被害が相次いでいる。災害に対するレジリエンス(復元力、強靱(きょうじん)さ)が求められており、研究機関は気象現象を高精度に観測して防災に役立てるため、最新のレーダーを使った技術開発を進めている。さらに日本の技術力を生かし、海外の気象災害を軽減するための取り組みも進む。(福沢尚季)

3Dで10分後まで予報―積乱雲立体スキャン

  • 開発した手法による予報。降水分布がおおむね予測できていることが分かる((左)「10分後予測」が実際に(右)のようになった=理研提供)

理化学研究所計算科学研究機構の三好建正チームリーダーらは、高性能の気象レーダー「フェーズドアレイレーダー」を使い、30秒ごとに10分後までの降水を予報する「3D降水ナウキャスト手法」を開発した。情報通信研究機構電磁波研究所、首都大学東京などとの共同研究。理研はコンテンツ配信事業を手がけるエムティーアイのスマートフォン用アプリ...

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(2017/7/17 05:00)

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