株価続伸、戦後最長となるか 57年ぶり記録更新に期待

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戦後最長記録となるか−。週明け２３日の東京株式市場は、日経平均株価の終値で１５営業日続伸という約５７年ぶりの最長記録の達成が期待される。ただ、海外投資家によるリスクオンの動きを背景に、株価が急ピッチで上昇したことへの警戒感も強い。衆院選という政治イベントを終え、市場では株価の一時的な調整局面を懸念する声も聞かれる。

日経平均は２０日に２万１４５７円６４銭で取引を終え（写真）、約５７年ぶりに戦後最長の１４日続伸に並んだ。２３日の取引は記録更新がかかるものの、「株価の上昇ピッチが速く、一時的な調整局面もありうる」（日本証券業協会の鈴木茂晴会長）といった声もある。

ただ、２３日に決算を発表する安川電機を皮切りに、好業績が期待できる企業の決算がいよいよ本格化する。市場では、好業績銘柄への期待を背景に「日経平均は年末に２万３０００円も視野に入る」（証券アナリスト）といった声もあがる。