[ ロボット ]

TEPIAロボットグランプリ、洛星高校が2連覇

(2017/11/6 05:00)

  • グランプリに輝いた洛星高校チームと古田審査委員長(右)

高度技術社会推進協会(TEPIA)が開催した「TEPIAロボットグランプリ2017」で京都府の洛星高校ロボット同好会が製作した「LINE MAKER(ラインメイカー)」がグランプリ賞に輝き、2連覇を達成した。校庭にサッカーコートなどの白線を自動で引く自律ロボット。

  • 洛星高校の線ひきロボット

審査委員長の古田貴之千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長は「技術力は高い。スイッチ一つの防塵、防水など細部にわたり現場の状況をよく考えて製作している。満場一致だった」と評価。同校生徒は「2連覇できてうれしい。来年もこの場に立ちたい」と笑顔を見せた。

準グランプリ賞には、人工知能(AI)が教師の居どころなどを教えてくれる千葉県・市川高校の開発チームが手がけた大規模校の悩み解決ロボット「スクールコンシェルジュ『なずな』」が輝いた。

  • 準グランプリとなった市川高校による悩み解決ロボット

また、RT賞には長野県松本工業高校電子工学部のインフォメーションアシストロボット「よろずくん」が、ロボコンマガジンショーには青森県立十和田工業高校電子機械科の「自動ライン引きロボット」がそれぞれ輝いた。

このほか、鹿児島市立桜島中学校ロボットコンテスト同好会の火山灰掃除ロボット「桜風(おうふう)」と大分県立日田高校の窓掃除ロボット「昆虫のまどくん」に特別賞が贈られた。

同グランプリは中高生のロボット開発を応援する「TEPIAチャレンジ助成事業」。2回目の今回は「学校生活役で活躍するロボットを開発せよ」をテーマに合計11の中高生チームが開発、製作したオリジナルロボットを披露した。

(2017/11/6 05:00)

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