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[ 科学技術・大学 ]
(2017/11/22 05:00)
太陽系外から飛来したことが初めて確認された小天体「オウムアムア」について、米ハワイ大や欧州南天天文台などの研究チームは21日、「細長い葉巻のような形をしており、岩石質か金属質で、表面は長年の宇宙線の作用で暗赤色をしている」と発表した。
長さの推定は太陽光をどの程度反射しているかによって変わり、400―800メートル程度とみられる。太陽系の小惑星や彗星(すいせい)には見られない奇妙な形という。論文は英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
小天体はハワイ大のパンスターズ望遠鏡で10月19日に発見され、南米チリの大型望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡などで集中的に観測された。9月9日に太陽に最接近した後、軌道を鋭角に変え、超高速でペガスス座の方向へ飛び去りつつある。
(2017/11/22 05:00)
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