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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/11/29 05:00)
大阪大学国際医工情報センターとパナソニックは28日、血管内を約48万画素の高画質カラー画像で観察できる次世代血管内視鏡カテーテル(写真)を開発したと発表した。直径1・8ミリメートルの細い筒状カテーテルの先端に極小のイメージセンサーを搭載し、従来の断面図ではなく前方方向を観察できる。本来の血管の位置がわかりにくい完全閉塞(へいそく)病変でも治療部位の情報を即時に得られ、高度な治療がしやすい。
パナソニックの精度1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の超精密加工技術、センサーを制御して高画質画像を構成する技術で阪大の構想を実現した。90度の広視野角で血管内の前方視が可能。治療時にガイドワイヤなど器具の操作がしやすい。末梢(まっしょう)血管の動脈硬化や血栓の把握、治療用金具のステント被覆状況の経過観察が行える。新薬やステントなど医療機器新製品の評価にも活用できる。
(2017/11/29 05:00)
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