英イージージェットの独社事業買収、ＥＵ当局承認へ

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  （ブルームバーグ）

【ブリュッセル、ロンドン＝ロイターＥＳ・時事】欧州連合（ＥＵ）の競争当局が、英格安航空大手イージージェットによる独エアベルリンの事業買収を承認する見通しとなった。複数の関係筋が４日、明らかにした。

イージージェットは、エアベルリンのベルリン・テーゲル空港での一部事業を４０００万ユーロで取得する。また、最大２５機のＡ３２０のリース契約を結ぶほか、１０００人のパイロット・乗務員を引き継ぐ。

買収により、イージージェットはライバルのアイルランドのライアンエアーや、独ルフトハンザ航空と、ベルリンでの事業で差をつけることとなる。

イージージェットの先月の説明によると、買収が承認されれば、イージージェットのベルリンでの旅客数は１６００万人となり、ルフトハンザの１０７０万人、ライアンエアーの５９０万人を上回る。