ＩＨＩ、インドで海上道路橋の建設工事を受注

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ＩＨＩは２７日、インドで海上道路橋（イメージ）の建設工事を受注したと発表した。円借款による政府開発援助（ＯＤＡ）案件で、受注額は２００億円規模とみられる。同国ムンバイ湾を横断する海上道路の一部で、ムンバイ市中心部と経済特区に指定されたナビムンバイ市を結ぶ。新規架橋により、深刻化する交通渋滞を緩和する。２０２２年７月の完工を計画する。

ＩＨＩグループのＩＨＩインフラシステム（ＩＩＳ、堺市堺区）と現地の建設大手、ラーセン・アンド・トゥブロのコンソーシアムが、ムンバイ都市圏開発庁から受注した。同案件は総延長約２２キロメートルの海上道路の一部で、約１０キロメートルの工区を担当する。

ＩＩＳは同国で１５年に貨物専用鉄道の鋼橋建設を受注したほか、ベトナムやトルコなどでも大型橋を受注。日本の市場が縮小する中、海外事業を加速している。