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【電子版】先週の注目記事は?(解説付き)

(2018/1/9 05:00)

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■解説:MSやグーグル、アマゾンがインテル半導体の脆弱性対応開始(1/4)

  • インテル本社

 正月早々、半導体プロセッサーのセキュリティー上の欠陥をめぐる不穏なニュースが世界を駆け巡り、インテルの株価が下落するという事態に陥った。

 ただ、今回の問題をすっぱ抜いて報道した英国のハイテクニュースサイト「ザ・レジスター」では当初、「(脆弱性を回避する対策を施すと)パフォーマンスが5−30%低下する」とし、この問題への対応の難しさを強調していた。それに対し、インテルでは記事への反論とともに「処理能力への影響はそれほど大きく無い上、時が経てば影響は軽減される」とコメント。対策を発表したアップルやアマゾンなどIT大手も同様で、セキュリティーパッチの影響は軽微との認識でいる。

 実際、インテルをはじめとする半導体メーカーや、そのユーザーであるIT企業は数カ月前から今回の問題を認識していたという。その上で共同で対応策への取り組みを進め、1月9日にもその内容を発表する予定でいた。それが今回、事前にしかもセンセーショナルな形で報道され、大ごとになったというわけだ。

 いずれにしても巨大化、複雑化が著しい半導体をめぐっては、1社でセキュリティー欠陥を含め全てを完璧に管理するのはほぼ無理だろう。脆弱性を突く悪の勢力のイノベーションも進化が著しい。半導体メーカーとユーザー、研究機関などが情報を交換し合い、不具合をいち早く発見・修正する協力態勢が今後も重要になる。

(2018/1/9 05:00)

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