【電子版】東芝を2段階格上げ―S＆P

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　大手格付け会社のS＆Pグローバル・レーティングは19日、東芝の長期会社格付けを「CCCマイナス」から「CCCプラス」に2段階引き上げたと発表した。米原発会社ウェスチングハウスの資産譲渡契約がまとまり、2018年3月末までに債務超過を解消する見通しとなったため。

　東芝は昨年12月に第三者割当増資を実施し、S＆Pは「財務改善策が大きく進展している」と評価した。半導体子会社「東芝メモリ」売却の動向などを見極めた上で、さらなる格上げも検討する。（時事）