ソニー、ディスク生産事業をソニーミュージックに集約

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ソニーは２１日、ブルーレイディスクやＤＶＤなどのパッケージソフト量産事業を、４月１日付でソニー・ミュージックエンタテインメント（ＳＭＥ、東京都千代田区）に集約すると発表した。同事業はグループ内に分散していたが、受注から生産まで一貫した体制を構築し事業の効率化を図る。

従来、ＳＭＥ子会社のソニー・ミュージックコミュニケーションズ（ＳＭＣ、同港区）が音楽会社系の受注窓口となり、ソニー子会社のソニーＰＣＬ（同品川区）が映像会社系の受注窓口となっていた。これをＳＭＣに一元化する。

事業移管に伴い、ソニーＰＣＬの従業員数人程度がＳＭＣに出向する予定。ディスク製造は従来通り、ＳＭＥ子会社のソニーＤＡＤＣジャパン（静岡県吉田町）が行う。

映像コンテンツの配信型サービスが普及しており、パッケージソフトは特典グッズの付帯といった差別化戦略が求められている。制作時の業務は多様化しており、事業を集約することで効率を高める。

ソニーＰＣＬは今後、映像コンテンツの企画や制作に関連するソリューションを手がける。