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[ 化学・金属・繊維 ]
(2018/3/28 05:00)
東レは2021年までに主力のポリエステルフィルムの生産強化に300億円を投じる。このうち韓国工場(亀尾市)などのアジア2工場に150億円を投じ、積層セラミックコンデンサー製造用フィルムなど強みの高機能品を増産する。日本国内などの既存設備も強化する。電子部材の製造工程に使う高機能フィルムはアジアを中心に需要が拡大している。生産体制拡充で、伸びる市場を取り込む。
中核拠点の韓国工場とマレーシア工場(ペナン州)に年産能力2万トン規模のポリエステルフィルムの生産ラインを新設する。18年中に着工し、20年後半の稼働を目指す。さらに韓国工場や日本拠点の岐阜工場(岐阜県神戸町)、三島工場(静岡県三島市)で、既存設備を高機能品の生産に対応できるものに改修する。
各製品の増産幅は今後詰めるが、約65%の首位シェアを持つ積層セラミックコンデンサー離型用フィルムやドライフィルムフォトレジストの製造工程用...
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(2018/3/28 05:00)
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