[ 医療・健康・食品 ]

「スマート治療室」実証進む ロボ・IT・画像、20社超す機器接続

(2018/4/3 05:00)

医療機器をネットワーク化し、多様な診療データを共有することで、医療事故の低減や治療スキルの向上につなげる「スマート治療室」の開発プロジェクトが熱を帯びている。日本医療研究開発機構(AMED)や東京女子医科大学が主体となり、ロボットやIT、画像処理機器の接続テストでは、これまでに二十数社の約40の機器が接続され、ノウハウの蓄積を図る。さまざまな医療機器の設定や使用を一元的に管理して安全性の向上や、効率的な治療を狙う。(浅海宏規)

機器から得たデータを医師に指示するディスプレー、患者を磁気共鳴断層撮影装置(MRI)内へ搬送するロボット手術台、術中にがんの取り残しを確認するMRI。東京女子医大に試作モデルとして設置されたスマート治療室「ハイパースコット」には、最先端の機器が所狭しと並ぶ。

デンソー、パイオニア、日立製作所、キヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)など各社の機器を連携する...

(残り:555文字/本文:955文字)

(2018/4/3 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

ヘルスケアのニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン