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[ 機械 ]
(2018/4/18 05:00)
【京都】村田機械は自動車向け精密樹脂部品の生産に使うコアバック射出発泡成形や、圧縮成形といった射出成形加工法に対応した金型埋込型の位置センサー「MEL1007」を開発した。金型の開き量や動作量を高精度測定し、試作成形時の条件設定、量産稼働の監視に使える。接触式で繰り返し精度がプラスマイナス2マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。他社の非接触式センサーと比べ、約10倍の精度で測定できる。
磁気誘導式の位置センサーで、センサーシャフトのストローク長が7ミリメートル。サイズは直径10ミリ×長さ70ミリメートル。価格は12万8000円(消費税抜き)。年300台の販売を目指す。
精度や150度Cまでの耐熱性、耐衝撃性などの基本性能は従来品のストローク長2ミリメートルタイプと変わらない。ストロークの延長で増える上下方向のラジアル荷重、水平方向のスラスト荷重への耐性を高めた。耐久性は金型の平...
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(2018/4/18 05:00)
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