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[ 政治・経済 ]
(2018/5/2 05:00)
生産性革命で低成長脱却
2020年度に名目国内総生産(GDP)600兆円の目標を掲げる安倍晋三政権―。労働人口が減少する中で目標を達成するには、国際水準に比べて見劣りする生産性を飛躍的に高めることが不可欠だ。今国会では政権の看板政策の一つである「生産性向上特別措置法案(生産性革命法案)」が審議されており、経済をけん引する施策として期待される。政府は“生産性革命”で成長を加速させ、600兆円のハードルを円滑に乗り越えられるかが大きな課題になる。
【非効率な体質】
名目GDP600兆円の達成には今後3年間で前年比2―3%程度の成長が必要だが、17年は同1・5%増にとどまった。ニッセイ基礎研究所の櫨浩一専務理事は「目標を高く掲げて頑張ろうという意欲を示したものだと思うが、高いハードルだ...
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(2018/5/2 05:00)
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