【電子版】ガソリン、3年5カ月ぶり高値 先週比2円高 全国平均149.1円

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  ガソリンの店頭価格は全国平均で1リットル当たり149円10銭。前週比2円高で、来週も値上がりが予想されている（ブルームバーグ）

　資源エネルギー庁が23日発表したレギュラーガソリンの店頭価格（21日時点）は、全国平均で1リットル当たり149円10銭となり、前週から2円値上がりした。5週連続の上昇で、3年5カ月ぶりの高値水準。イラン情勢の緊迫化に伴い、市場の取引価格が上昇した影響などが反映された。

　地域別では、横ばいだった高知を除く46都道府県で上昇。上げ幅は京都の3円60銭が最大で、大分の3円40銭、沖縄の3円30銭と続いた。2円以上の値上がりは22道府県に及んだ。

　調査を担当する石油情報センターは「原油高が続いており、来週の店頭価格も値上がりする」と予想している。（時事）