【電子版】サムスン、営業益が過去最高 7-9月期20％増、半導体が好調

• 

  韓国メディアによると半導体部門だけで1兆3000億円の営業利益を上げたとみられている（ブルームバーグ）

【ソウル＝時事】韓国サムスン電子が5日発表した2018年7－9月期の決算（連結基準、暫定値）は、営業利益が前年同期比20.44％増の17兆5000億ウォン（約1兆7600億円）となった。半導体部門が好調で、四半期ベースでは過去最高となった。

　売上高は同4.75％増の65兆ウォン（約6兆5200億円）だった。

　部門別の業績は公表されていないが、韓国メディアによると、メモリー市場の好況を背景に半導体部門だけで13兆5000億ウォンの営業利益を上げたとみられている。

　一方、IT・モバイルは、スマートフォンの最新機種「ギャラクシーS9」の不振で、2兆ウォン規模の営業益にとどまったと推定されている。