【電子版】米グーグル、廉価版スマホ「ピクセル3a」発表 5.6インチで4万8600円から

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  ディスプレーには有機ELを採用し、日本での価格は画面サイズ5.6インチが4万8600円（税込み）、6.0インチの「XL」が6万円（同）。1回の充電で最大30時間使用できるという（2日、カリフォルニア州サンフランシスコ＝ブルームバーグ）

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  6インチディスプレーの「Pixel 3a XL」（左）と「Pixel 3a」の背面。日本での予約受付開始は8日、発売日は17日（2日、カリフォルニア州サンフランシスコ＝ブルームバーグ）

【ニューヨーク、マウンテンビュー＝ロイター時事】米アルファベット傘下グーグルは7日、廉価版スマートフォン「Pixel（ピクセル）3a」を発表した。販売価格を現行機種の約半額とした。通信大手ベライゾン・コミュニケーションズと契約していた米国での独占販売をやめ、ハードウエア戦略を大きく転換する姿勢を示した。

　ピクセルは3年前に市場投入されたが、アップルやサムスン電子の競合スマホに比べ売れ行きが鈍かった。アップルなどはグーグル以上に広告宣伝費を投じたほか、複数の価格を選択できるようにしたり、幅広い販売網を確保したりしていた。

　ピクセル3aの価格は399ドルで、昨年投入したピクセル3（799ドル）を大きく下回る。グーグルによると、従来二つ搭載していたカメラを一つにしたほか、ワイヤレス充電機能を選択制にした。販売先は、ピクセル3と同じ13カ国・地域。日本では8日に予約の受け付けを始め、17日に発売する。

　ベライゾンでの販売に加え、8日からはピクセルを使用できるTモバイルとスプリント、USセルラーでの販売を開始する。