【電子版】米、ベネズエラ便の航空機を運航停止 空港の治安理由に

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  ベネズエラのシモン・ボリバル国際空港（マイケティア国際空港）（18年5月、カラカス近郊バルガス市マイケティア＝ブルームバーグ）

【ワシントン＝時事】米運輸省は15日、米国と南米ベネズエラを結ぶ航空便の運航停止を命じた。政情不安が続くベネズエラの空港周辺の治安に問題があり、「乗客や乗員、機体の安全が脅かされている」のが理由。経済混乱に見舞われたベネズエラ国民が、米国在住の親族から食料などを受け取るのに支障が出る可能性もある。

　ロイター通信によると、アメリカン航空などは既に、ベネズエラ便の運航を停止している。ベネズエラのラセル航空は、カラカスとフロリダ州マイアミを結ぶ便について、ドミニカ共和国のサントドミンゴを経由させることで運航を続けると表明した。