[ ICT ]
(2019/5/24 05:00)
米アマゾン・ドット・コムは、人間の感情を認識することが可能な音声作動のウエアラブル端末を開発している。ブルームバーグが閲覧した内部文書によれば、手首に装着する端末となり、健康・ウェルネス製品とされる。
アマゾンの「ファイア」端末やスマートスピーカー「エコー」のハードウエア開発に携わったLab126と、音声アシスタント「アレクサ」のソフトウエアチームによる共同作業だという。
同文書や開発プログラムに詳しい関係者によれば、この端末はスマートフォンのアプリと連携するよう設計され、装着した人の感情の状態を声から識別できるソフトウエアと組み合わせたマイクが搭載される。同文書によると、いずれは他人とより効果的に交流する方法を利用者に助言できるようになる可能性があるという。
プロジェクトがどの程度まで進行しているのか、端末が商品化されるのかなどは不明。アマゾンはコメントを控えている。(ブルームバーグ)
(2019/5/24 05:00)