[ ICT ]
(2019/6/5 15:00)
【シリコンバレー=時事】米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、貿易や先進技術をめぐる米中両国の対立に関し「中国はアップルを全く標的にしていない。私はそうしたことが起こるとは考えていない」という認識を示した。4日放送の米CBSテレビとのインタビューで語った。
米政府による中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への禁輸措置の報復として、中国政府がアップルを市場から締め出すという観測が出ているが、こうした見方を否定した形だ。
また、米政府が対中関税引き上げの対象をほぼ全ての家電製品に拡大する第4弾を発動すれば、主力製品「iPhone(アイフォーン)」の販売に悪影響が及ぶ可能性を認めつつ、「そうしたことが起こってほしくないし、起こるとは考えていない」と述べた。
(2019/6/5 15:00)