【電子版】アメリカン航空、737MAX運航停止でキャンセル7800便 200億円の減益に

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  運航停止措置により整備格納庫前に駐機され続けている「737MAX8」（5月14日、オクラホマ州タルサ国際空港＝ブルームバーグ）

【ニューヨーク＝時事】米アメリカン航空グループは10日、2件の墜落事故を起こしたボーイングの新型旅客機「737MAX8」の運航停止措置により、2019年4－6月期の税引き前利益が1億8500万ドル（約200億円）分下押しされるとの見通しを明らかにした。

　米証券取引委員会（SEC）に提出された資料によると、アメリカン航空は現在24機の737MAX8を保有。このほか76機を発注済みで、このうち7機の引き渡しを4－6月期に受ける予定だった。しかし、3月に米連邦航空局（FAA）が航空各社に同機の運航停止を命じたたため、4－6月期に約7800便のキャンセルに追い込まれたという。