(2019/11/8 05:00)
日刊工業新聞社が9日に発売する月刊誌「機械設計12月号」は、「IoT時代に知っておきたい 産業機器・生産設備へのセンサ活用と最新技術」を特集する。
IoT(モノのインターネット)の進展に伴い、生産性の向上や予防保全などを目的に、生産設備や機械装置の稼働状況を可視化するためのセンサーの活用が広がっている。
特集では、機械設計者・設備設計者が押さえておきたいセンサー技術や周辺技術と併せて、それらの効果的な活用ポイントやアプリケーション事例を紹介する。
FA(工場自動化)向けセンサーの事例として、国際規格IEC61131―9で規定された「IO―Link」通信技術を搭載した近接センサーや光電センサーの活用例などを紹介した。生産ラインや装置間のセンサー情報を効果的に活用するための産業用ネットワークの動向についても示した。機械の要素部品や物流システム機器、協働ロボットシステムなどへの活用事例も取り上げている。
また、センシングを容易に実施できるツールとして、小型ボードコンピューター「ラズベリーパイ」を利用したIoTモジュールの特徴と応用例も紹介した。
(2019/11/8 05:00)