プレス技術７月号／冷間かホットスタンピングか

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日刊工業新聞社が８日発売する月刊誌「プレス技術７月号」の特集では「冷間かホットスタンピングか　ハイテン材加工技術の現在と未来」を取り上げる。高張力鋼板（ハイテン材）の代表的な加工法である冷間プレスとホットスタンピングの開発状況や、それぞれの金型技術・表面処理技術などについて紹介する。

総論は日本大学の高橋進氏の「ハイテン加工の概要と自動車における活用」を掲載。自動車各部のハイテン利用状況や加工後の変形への対処法を紹介する。解説１、６では「超ハイテン材の特徴と開発動向」「ハイテン材成形のための冷間プレス、ホットスタンプ用金型材料」を、解説２、４では「ハイテン材のホットスタンピング技術」「ハイテン材の冷間プレス加工」を紹介。材料および加工法両面での開発状況を解説する。

高強度のハイテン材は自動車軽量化に大きく貢献するため近年急速に普及している。一方で難加工材であるハイテン材の塑性加工は割れやしわ、加工後の変形などトラブルが多く、使いこなすには高い技術が必要とされる。