キャンパスベンチャーグランプリ四国、最優秀賞に徳永さんら（愛媛大院）

• 

  最優秀賞を受賞した徳永さん

【高松】キャンパスベンチャーグランプリ四国実行委員会は１４日、「第１８回キャンパスベンチャーグランプリ（ＣＶＧ）四国」（四国経済連合会、四国産業人クラブ、日刊工業新聞社共催）の最終審査会、表彰式を高松市で開き、９校２２件の応募の中から８件を選んだ。最優秀賞四国経済連合会会長賞は愛媛大学大学院・徳永聡さんらの「えひめのサメで抗体を創るプラットフォーム」。２０２１年２月１５日に開催予定の全国大会に出場する。

大会審査委員長の原市聡さんは、講評で「今年は、新型コロナウイルスの感染拡大影響で終わった１年。その中で、社会の変化に直面した課題が出たところに注目したテーマが多かった。日頃の研究を生かし、地域貢献のアイデアを形にしてくれて、うれしく思う」と、今後の学生の活躍に期待を込めた。

その他の受賞テーマと代表者は次の通り。（敬称略）

【優秀賞四国経済産業局長賞】〜四国初　廃棄野菜で地域を元気に！　野菜パウダービジネス〜パウダブル（香川高等専門学校・島崎祐輔）

【優秀賞四国アライアンス賞】フィッシュレザーを中心とした地場産業への貢献とＳＤＧｓを達成する社会の実現（愛媛大学・多賀谷直樹）

【優秀賞中小企業基盤整備機構四国本部長賞】環境改善へのオゾンの有効活用技術（新居浜工業高等専門学校・赤樫実結）

【特別賞四国産業人クラブ賞】ＫＡＤＡ　Ｅａｔｓの導入（香川大学・藤澤暉）

【特別賞日刊工業新聞社賞】超低額オンラインパーソナルトレーニング　スターインジム（徳島大学・南川幸太郎）

【佳作】ＧＡＬＡＴ〜今までの旅行の形をガラッと変える〜（松山大学・稲積立一郎）、Ａｗｅｔｉｍｅ（香川高等専門学校・西川優一郎）