産業春秋/広げたいリボンの輪

(2021/1/8 05:00)

「シトラスリボンプロジェクト」は、新型コロナウイルス感染者に対する偏見や差別をなくす草の根の運動。賛同する企業や団体、自治体が増え、活動の輪は全国に広がりつつある。

事始めは有志が立ち上げたグループ「ちょびっと19+」。共同代表で愛媛大学教授の前田眞さんは「感染者を支援する力はないが、環境を変える支援はできるはず」と言う。

リボンは「感染者を誹謗(ひぼう)中傷しないこと」を見える化する。シトラス色は愛媛県を象徴するかんきつ、三つの輪は「地域」「家庭」「職場」を表す。趣旨に共感した地元の印刷やITの中小企業が、ポスターやホームページの作成で無償協力を申し出た。

宮崎県トラック協会は、会員企業の車両約80台にリボンをラッピングし活動を盛り上げる。龍工房(東京都中央区)は、愛媛県産の絹糸から組みひもを製造し、ちょびっと19+に寄付。それを西予市(愛媛県)の市民がリボンに結び持ち帰った。

活動の終着点は、リボンが要らない社会にすることだ。1都3県に緊急事態宣言が出され、感染の恐怖が偏見や差別を生みやすい状況にある。誰しもいつ感染するかわからない。お互いさまが当たり前の社会へ、リボンの輪を広げたい。

(2021/1/8 05:00)

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