第31回西日本食品産業創造展 現場ルポ（上）コロナ対策製品紹介

• 

  感染防止対策となる除菌ゲートを実演したアルファクス・フード・システムのブース

第３１回西日本食品産業創造展が１９日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡Ａ館で開幕した。今回は新型コロナウイルス対策製品が紹介されているのも特徴だ。（総合３参照、２回連載）

アルファクス・フード・システムは、全身に除菌ミストを噴射する除菌ゲートを実演。ホテルや宴会場のお客に伝わるよう「除菌の見える化」をしてほしいとのニーズに応えた。「従業員やお客さまに安心安全な店内環境を提供する」と担当者。来場者からの手応えも好評で、温泉施設などでまとまった数の導入が決まっているという。

パイオニア風力機（名古屋市緑区）は、店舗など建物に入る前に玄関や通路に設置して靴底についた泥などを落とすエア吸着機などを紹介。クリーン環境機器総合メーカーとしての技術力を訴求していた。

また、イベントコーナーでは全九州洋菓子実技コンテスト福岡大会が開かれ、若手職人たちがしのぎを削った。