TE Connectivity、「2022国際ロボット展」に出展 -現在および将来のニーズに応えるファクトリーオートメーションに関わるテクノロジーとソリューションを展示-【PR】

(2022/3/8 00:00)

 TE Connectivity(スイス、以下TE)の日本法人であるタイコエレクトロニクスジャパン合同会社(川崎市高津区、以下TEジャパン)のインダストリアル事業本部は、3月9日(水)から3月12日(土)に東京・有明の東京ビックサイトで開催される「2022国際ロボット展(iREX2022)」リアル会場(東4ホール〈E4-03〉)に出展する。

  • ブースイメージ

スマートファクトリーを実現するため、トータルソリューションを提供

 産業用ロボットは、労働人口の減少を主な背景に、今後ますます伸びが期待される市場であり、その中で技術革新も加速していくものと見られ、TE Industrial(日本組織名:インダストリアル事業本部)においては、注目・注力しているアプリケーションの一つであり、積極的に新製品開発への投資をしながら各種提案をしている分野である。

 また、コネクターなどのデバイス単体での提案・販売のみならず、トータルパッケージソリューションとして、コネクター付きケーブルアセンブリーやノイズフィルターなど他のパッシブデバイスとコネクターのアッセンブリーなどの提案、サービス提供を行っている。

 これらのサービス提供体制はセールス&マーケティングをはじめとし、フィールドアプリケーションエンジニア、製品技術・開発部門、プロダクトマネージメント部門、品質管理部門、生産管理部門などの関連機能を日本の拠点に備えることによって、日本のお客さまにタイムリーかつ綿密なサービスを提供できる体制が整っている。

 TEジャパンのインダストリアル事業本部は、TEグローバルの人材・技術・リソースなどを活用した付加価値の高いソリューションを提供している。産業用ロボットをはじめとする各種産業用装置の市場に向けてコネクターをはじめ、リレー、端子台、ノイズフィルターなどのパッシブデバイス、そしてセンサーなど、接続のトータルソリューションプロバイダーとしてさまざまな提案・サービスの提供を積極的に行っている。

“Zero To One”活動で次世代の市場を先取りするようなソリューションを提案

 TEジャパンのインダストリアル事業本部では、将来に向けたソリューション開発の活動として“Zero To One”と称した活動を約7年前から開始、継続してきている。

Zero To Oneとは世の中に無いものを産み出すという意味で作った造語だ。

 “Zero To One”活動を通じて、お客さまの将来のニーズを先読みした先行製品開発・提案を積極的に進めており、お客さまが新しい製品モデルの開発を開始するタイミングにおいて、3D(3次元)プリンターで作成した新しい提案製品のプロトタイプサンプルを作成しており、それらを手に取っていただけるため、タイムリーでスピード感を持った新しいテクノロジー提案を推進している。

2022国際ロボット展 主な出展概要

 2022国際ロボット展TEブース(東4ホール〈E4-03〉)では、ロボットアーム、ロボットコントローラ、アクセサリー、システムインテグレーションの四つのテーマ別にサンプル展示ゾーンを設置し、TEの接続ソリューションを展示・紹介する。

 また、TEブースの目玉として、“Zero To One”で生まれた新製品、防水・防塵角型コネクターの新たなラインナップ、ワンタッチで嵌合(かんごう)・ロックが可能な新製品(参考出展)に新たな高密度樹脂インサート (参考出品)を組み込み、協働ロボットで嵌合・抜去を行うデモンストレーションを行なう。またTEのその他の各種製品を採用しているロボットの展示も行う。

【注目製品】

  • ワンタッチで嵌合とロックができる新しいコネクター

  • 新しい高密度インサート

1.【ワンタッチで嵌合とロックができる新しいコネクター】と【新たな高密度インサート】

  2022国際ロボット展TEブースでは、これら新製品を協働ロボットで嵌合・抜去するデモンストレーションを行う。

 ①ワンタッチで嵌合とロックができる新しいコネクター

  コネクターの嵌合と同時にロックが完了する機構を備えた、耐過酷環境・角形防水コネクターを開発。ワンタッチでの嵌合とロックが行える。例えばロボットなどの各種産業機械の据え付け工程短縮、省力化に貢献できる見込み。

 ②新しい高密度インサート

  高密度で最大32Pのコンタクトが装填できるインサート新製品。

  • ダイナミックD-1000 スリム 超小型コネクター

2.TEの「ダイナミック コネクタシリーズ」最小の狭小空間用電線中継コネクター

 【ダイナミックD-1000 スリム 超小型コネクター】

  小型化の要求により機器内に電線が密集する協働ロボットをはじめとする小型ロボットのアーム、無人搬送車などの狭小空間における電線中継接続に適した小型電線中継コネクター。ロボットをはじめとする各種産業装置での高い採用実績を誇るTEの「ダイナミック コネクタシリーズ」用の圧着工具が適用可能な高信頼性コンタクトを新たに開発した。狭小空間での周辺部品との干渉により生じる、意図せぬコネクター嵌合の解除やコネクターの破損を抑止するハウジングで構成された製品。協働ロボット・小型ロボット、無人搬送車などにお薦めの電線中継ソリューション。

  • HDC ダイナミック ハイブリッドワンインサート

  • HDC ダイナミック ハイブリッドワンインサート

3.TEの防水・防塵角形コネクター「HDCシリーズ」用インサート 新製品

  一つのコネクターで電源ラインと信号ラインの伝送を可能にする防水・防塵角形インターフェースコネクター「ヘビーデューティーコネクタ(HDC)シリーズ」の新インサート2種類を紹介。

 ①【HDC ダイナミック ハイブリッドワンインサート】

  コネクターの小型化と電源伝送・信号伝送を一つのコネクターで実現し、電磁ノイズを低減させるための新しいシールドプレート装着可能なハイブリッドインサートを開発し、販売開始した。TEのHDCシリーズのフード・ハウジングに装着可能。

 ②【HDC ダイナミック ハイブリッドワンインサート】

  用途に合わせてフレキシブルなコンタクト配置構成が可能なHDC HMN モジュールタイプインサートに新たなモジュールシールド付きHMNシールドモジュール32Pを開発、販売開始。

 2022国際ロボット展のTEブースでは、産業用ロボットとその周辺装置・機器、そしてロボットシステムインテグレーション現場に向けて、機械と機械(M2M=機器間)、そして人と人をつなげる、接続技術のトータルソリューションプロバイダーとしてTEの接続技術分野における多彩なソリューション、革新的なアイデアの数々を紹介する。近い将来のスマートファクトリー化に向けて、コネクターを中心とした接続ソリューションに加え、協働ロボット向け高感度安全トルクセンサーや、リレー、ノイズフィルター、安全停止スイッチなどのパッシブコンポーネントの展示も行う。展示の詳細については、TEの2022国際ロボット展特設サイトにてご覧ください。

(2022/3/8 00:00)

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