国際ロボット展の歩き方How to look around the exhibition hall of iREX

【記者の注目点】日刊工業新聞社の担当記者による、今年の「国際ロボット展」
見どころ紹介・サービスロボット(SR)編



 2017国際ロボット展ではサービスロボットのブースも盛り上がりそうだ。サービスロボットは家庭生活の中で人に役立つものや介護福祉、医療、サービス業といった、産業用ロボットと違う分野での活躍が期待されるロボットのことを指す。工場内で働く産業用ロボットに比べて身近な場所で活躍するだけに、親近感を持って技術を見られる。かつ、この先の生活がロボットによってどう変化するかを肌で感じられるだろう。


 最近のサービスロボットは、コミュニケーションロボットが注目される。センサーやカメラなどロボットに必要な技術が進化、低価格化したことを受けて、音声で対話できるコミュニケーションロボットが続々と登場している。


 出展が予想されるユニロボット(東京都渋谷区)が開発した人工知能(AI)搭載のコミュニケーションロボット「ユニボ」は、カメラによる顔認証や音声認識技術を使って相手の感情や嗜好を理解する。日々の会話から潜在的なニーズを感じ取り、状況に適した言葉や情報を提供するほか、ビデオ通話、メールの読み上げ、情報検索などの機能で生活をサポートする。


 ヴイストン(大阪市西淀川区)も「ソータ」をはじめ各種サービス系のロボットを開発しており、今回の展示でも見逃せないものだろう。NTT東日本が提供するクラウド型ロボットプラットフォームサービスとソータの組み合わせは、カメラや音声対話を使った案内やプレゼンテーションと作業をソータが担える。


 東京都立産業技術センターは、自律移動案内ロボット「リブラ」を出展する。自律移動ができるほか、多言語の音声対話ができ、日本語が話せない外国人観光客とのコミュニケーションもスムーズにできる。都産技研は中小企業のサービスロボット市場参入を支援している。リブラの機能をいろいろな用途別に中小企業がアレンジし、活躍させるといったこともしていくという。


 コミュニケーションロボット以外でも、物流分野やインフラ点検ロボットなどでサービスロボットが着実に進化している。


 Doog(ドーグ、茨城県つくば市)の追従運搬ロボット「サウザー」は、約120kgの重量物を積んで、人やドーグの後ろを自動で追うことができる。ロボット展では後ろに荷台をくっつけ、一度に運べる量を増やした姿をお披露目する予定だ。サウザーは使い勝手の良さで採用企業が増えている。


 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のブースでは、洗濯物を折りたたむロボットや水中点検フロートロボット、AIを搭載したセキュリティーロボットなども登場する。


 形がユニークなのはハイボット(同品川区)のヘビ型ロボットだろう。配管点検用の「テスボットデュアル」を展示する予定だ。パイプの中を自由に動き回り、内部の状態を点検する。


 ほかにも、大きさや機能が違うさまざまなロボットが会場を賑わせてくれるだろう。


日刊工業新聞社の担当記者による、
今年の「国際ロボット展」見どころ紹介

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