科学技術・大学 ニュース

(2017/5/9 05:00)

究極の構造材・日本刀、材料科学と構造力学に与える新機軸

日本刀は究極の構造材料といえる。刀鍛冶は1本の刀身に軟らかい「心金(しんがね)」や硬い「刃金(はのかね)」など硬さの異なる鋼を使い分け、しなやかさと強さを両立させる。構造材料の研究者が追い求める靭性(じんせい、材料の粘り強さ)と強度の両立を伝承と匠の技で実現してきた。日本刀の複合...

海洋機構と理研、電気が自然発生−沖縄トラフ海底1100mで

海洋研究開発機構と理化学研究所の研究グループは、九州西部から沖縄にかけて延びる海底盆地「沖縄トラフ」の水深約1100メートルにおいて、熱水が噴き出す海底面で電気...

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東工大、産学連携を加速−味の素などとVB設立、研究収入倍増へ

東京工業大学が、産学連携の取り組みを加速させている。4月に、産学連携の各プロジェクトを学長直轄の組織で進める新体制に移行。この体制の下で同月、細野秀雄教授が、味...

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微粒子溶液内のガラス、振動音で急速結晶化−阪大が発見

大阪大学大学院基礎工学研究科の中村暢伴助教らは、微粒子を溶液中に高い充填率で分散したコロイドガラスが、特定の周波数の振動で結晶化が急速に進むことを発見した。 ...

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竹材、繊維密度“内低外高”-北大など、曲げに強い理由を解明

北海道大学の佐藤太裕准教授と熊本県立大学の井上昭夫教授、山梨大学の島弘幸准教授らは、竹が軽くて強い構造材料としての性質を持つ理由を明らかにした。繊維の密度が内側...

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九州大学、有機薄膜レーザー発振 寿命100倍以上

九州大学は最先端有機光エレクトロニクス研究センターの安達千波矢教授らは紫外線励起による世界最長寿命である30ミリ秒の有機薄膜レーザーの連続発振に成功した。無機レ...

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改革・産総研(1)日本の技術 社会に還元

産業技術総合研究所(産総研)の研究者には3者のボスがいる。所管する経済産業省と、共同研究先の企業、そして理事長だ。いま産総研は中鉢良治理事長の下、特殊なガバナン...

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